【決定版:歌ってみたのミックスマスタリング手法】めちゃ簡潔にまとめた

ミックス師、プロの内容をまとめた概要は以下

詳細は以下

  1. 歌ってみたのミックス・マスタリング
  2. 目次
  3. 録音の下準備
  4. ボーカルミックス1
  5. オケトラックミックス
  6. ボーカルミックス2(空間系エフェクト)
  7. こちら参考ページ
  8. ボーカルミックス3(特殊エフェクト)
  9. マスタリング
  10. マスタリング後の仕上げ
  11. プラグインの設定値まとめ
    1. ボーカルミックス1
          1. 1.小さな音の底上げ(MV2 mono。音の選定で使ってたやつをアクティブにする)
          2. 2.(マルチバンドコンプによる周波数のばらつき調整(linmb,prombのようなマルチバンドコンプ))
          3. 3.vintage系コンプレッサーによる音量調整1 (CLA76のようなビンテージ系コンプ)
          4. 4.ダイナミックEQによる周波数のばらつき調整(proq3)
          5. 5.デジタル系コンプレッサーによる音量調整2(wavesC1、Rcomp、proC2のようなデジタル系コンプ)
          6. 6.ディエッサーによる歯擦音調整(RX8 de-ess)
          7. 7.EQによる周波数調整(音を良くするEQ。基本上げているが一部下げる帯域もある感じ。(waves REQ4,proq3)
          8. 8.(コンプレッサーによる音量調整2)
          9. 9.音量補正(ボーカルライダーによるオートメーション記入)
          10. 10.(サチュレーターによる倍音付加)
          11. 11.リミッターによる音圧調整(fabfilter proL2,waves RVoxのようなリミッター)
          12. 12.ノイズ除去(RX8 breath control,RX8 Mouse de click)
    2. オケトラックミックス
          1. (マスタリング済み音源に対するダイナミクスの復元)
    3. ボーカルミックス2
          1. (モノラルディレイ)(H-delay)or ステレオディレイ(H-delay stereo)
          2. リバーブ(Rverb stereo)
          3. リバーブにEQ(Rverb stereoのEQ機能かProQ3。3の詳細でも書いてあるのですでに3でやってるならスキップ)
          4. ダブラー(waves doubler2)
    4. ボーカルミックス3(特殊エフェクト)
          1. ダブラーを使ってステレオ化して左右に広げる(オリジナル)
    5. マスタリング
          1. EQによる周波数調整(gullfoss)
          2. マルチバンドコンプレッサーによる周波数・音量調整
          3. リミッターによる音圧調整(ozone vintage limiter)
          4. アナライザー確認

歌ってみたのミックス・マスタリング

目次

  • 録音の下準備
  • 録音
  • ボーカルミックス1
  • オケトラックミックス
  • ボーカルミックス2(空間エフェクト)
  • ボーカルミックス3(特殊エフェクト)
  • マスタリング
  • マスタリング後の仕上げ
  • プラグインの設定値まとめ

録音の下準備

  • 曲の選定
  • 音源の用意
    • オケ音源
    • 参考音源
  • キー設定
  • オケの音量設定(録音用)
  • 録音
    • 複数回とること
      • つなぎ目の少し前、少し後も歌うこと

ボーカルミックス1

  • 取り音の選定
    • 一時的に音量を上げる(MV2 monoを使うと小さな音が底上げされるので聞き取りやすくなる)
    • 歌ソロでメトロノームを流しながらタイミングズレしてないか確認
  • ピッチ修正
    • Melodyneを挿入
    • ここまで終わったら小さな音の底上げ(MV2 mono)に使ったプラグインを一時的に外しておくこと
  • 音量調整
    • パン振り(必要なら。基本メインボーカルやハモリでは使わない。コーラスでは使うかも)
    • PREのゲインを調整(入力ゲインを-6db以下になるように下げる、フェーダーはいじらない)
      • ※インサートエフェクトはフェーダーの前に効いてしまうので入力ゲインで音量調整。
    • フェーダーで音量調整(オケと歌のバランスを調整)
      • ※この時点ではもう-6db以下にならなくても良くてフェーダーを大きくして-6dbより大きくなっても良い
      • ボーカルが小さくてオケも下げるとなると音量が小さくなり聞き取りづらくなるときはモニタリングの音量をあげる(オーディオインターフェイスでの音量)などする
  • プラグイン挿入
    • 小さな音の底上げ(MV2 mono。音の選定で使ってたやつをアクティブにする)
    • (マルチバンドコンプによる周波数のばらつき調整(linmb,prombのようなマルチバンドコンプ))
    • vintage系コンプレッサーによる音量調整1 (CLA76,PuigChild660のようなビンテージ系コンプ)
      • 音量差を整えるというよりエフェクター的な感じで使う
    • ダイナミックEQによる周波数のばらつき調整(proq3) またはGullfoss
    • デジタル系コンプレッサーによる音量調整2(wavesC1、Rcomp、proC2のようなデジタル系コンプ)
      • 音量差調整目的
    • ディエッサーによる歯擦音調整(RX8 de-ess)
    • EQによる周波数調整(音を良くするEQ。基本上げているが一部下げる帯域もある感じ。waves REQ4 またはRESO) ※EQはproq3→REQ4と使うかGullfoss→RESO(→proq3→REQ4)の流れで使うと良さそう
      • 参考ページ
      • ダイナミクスEQでしっかり余分なものを処理していると必要な成分だけあげることができる
    • (コンプレッサーによる音量調整2)
      • 必要であれば…通常はしなくてよいようにする(特に解説なし)
    • 音量補正(ボーカルライダーによるオートメーション記入)
      • 軽い修正に留める(後のリミッター負担を減らす程度)
    • (サチュレーターによる倍音付加)
    • リミッターによる音圧調整(fabfilter proL2,waves RVoxのようなリミッター)
    • ノイズ除去(RX8 breath control,RX8 Mouse de click)

オケトラックミックス

  1. (マスタリング済み音源に対するダイナミクスの復元)
  2. フェーダーによる音量調整
    • アナライザーを見てバスドラのピークとボーカルピークがおなじになるように調整。最終的に斜め右下がりの波形になるようにする
  3. (EQによる周波数調整)
  4. ダイナミックEQによる周波数調整(TrackSpacer)
  5. コンプレッサーによる音量調整
    • ボーカルと同じ設定のコンプを入れてアタック感を揃える(ボーカルとオケのダイナミクスを揃える)
  6. (MS処理・ステレオ調整)

ボーカルミックス2(空間系エフェクト)

こちら参考ページ

  • FXチャンネルトラックをディレイとリバーブそれぞれでステレオトラックで作成
  • (モノラルディレイ)(H-delay)
  • ステレオディレイ(H-delay stereo)
    • ベースの値設定はwet:100%,delay:1/16T,pingpong設定:on,feedback:30,hipass:60Hz,lopass:9000Hz,フェーダー:-26db
    • DAWでBPMの設定をしておく(途中で変わるならテンポトラック作成)
  • リバーブ(Rverb stereo)
    • ベースの値設定はtime:2.46 or 1.23,predelay:77 or 38,size:87.5(いろいろ変えてみること),diffusion:0,decay:linenar,reverbtype:plate1 or plate2,EQ部分:明るくするならlow削ってhige上げ、暗くするなら逆(FXトラックにProQ3を追加して調整しても良い),フェーダー:-20db
  • リバーブにEQ(Rverb stereoのEQ機能かProQ3。3の詳細でも書いてあるのですでに3でやってるならスキップ)
  • リバーブにサイドチェインコンプ(
  • ダブラー(waves doubler2)
    • プリセットpensado vocalを利用
    • 左右に広げるならs1 imager stereoで左右にちゃんと広がってるか確認

ボーカルミックス3(特殊エフェクト)

  • ハモリ・コーラスの処理
    1. ディストーション
    2. ケロケロ
    3. ダブラーを使ってステレオ化して左右に広げる(オリジナル)

マスタリング

  • EQによる周波数調整(gullfoss)
  • サチュレーターによる倍音付加
  • マルチバンドコンプレッサーによる周波数・音量調整
  • コンプレッサーによる音量調整
  • (ダイナミックEQによる周波数調整)
  • (MS処理・ステレオ調整)
  • リミッターによる音圧調整(ozone vintage limiter)
  • アナライザー確認
  • ラウドネスメーターによる音圧測定(YOULEAN LOUDNESS METER 2、Insight2、Loudness Penalty)
  • ディザート書き出し

マスタリング後の仕上げ

  • ボーカルオートメーション
  • 動画書き出し(ステレオで出力すること)

プラグインの設定値まとめ

ボーカルミックス1

1.小さな音の底上げ(MV2 mono)
2.マルチバンドコンプによる周波数のばらつき調整(linmb,promb)
3.vintage系コンプレッサーによる音量調整1 (vsc2,CLA76のようなビンテージ系コンプ)
->音量差を整えるというよりエフェクター的な感じで使う
4.ダイナミックEQによる周波数のばらつき調整(proq3)
5.デジタル系コンプレッサーによる音量調整2(proC2,wavesC1,Rcompのようなデジタル系コンプ
->音量差調整目的
6.ディエッサーによる歯擦音調整(RX8 de-ess)
7.EQによる周波数調整(音を良くするEQ。基本上げているが一部下げる帯域もある感じ。(waves REQ4,proq3)
->ダイナミクスEQでしっかり余分なものを処理していると必要な成分だけあげることができる
8.(コンプレッサーによる音量調整2)
9.音量補正(ボーカルライダーによるオートメーション記入)
->軽い修正に留める(後のリミッター負担を減らす程度)
10.(サチュレーターによる倍音付加)
11.リミッターによる音圧調整(fabfilter proL2,waves RVoxのようなリミッター)
12.ノイズ除去(RX8 breath control,RX8 Mouse de click)

1.小さな音の底上げ(MV2 mono。音の選定で使ってたやつをアクティブにする)

low levelを2.0から3.0の間で設定 ※標準は2.5

2.(マルチバンドコンプによる周波数のばらつき調整(linmb,prombのようなマルチバンドコンプ))

扱いが難しいのでわからなければ使わなくて良い

3.vintage系コンプレッサーによる音量調整1 (CLA76のようなビンテージ系コンプ)

音量差を整えるというよりエフェクター的な感じで使う ※これはプロ参考のこちらの3.Vintage系コンプレッサーを参考

動画上でそれぞれの長さを流して確認しています

4.ダイナミックEQによる周波数のばらつき調整(proq3)

参考ページ

普通のカットEQではなくある程度閾値を超えてきたときだけ適用するダイナミクスEQ設定によるカットをする(proq3の波形先端部分を触って設定)

やることはいわゆるピーク処理でQを狭くしてヘッドホンマーク状態でブーストしてみたときに耳障りの悪い部分があればそこをさげる

コツが必要で慣れるしかない

5.デジタル系コンプレッサーによる音量調整2(wavesC1、Rcomp、proC2のようなデジタル系コンプ)

音量差調整目的

ゲインリダクションは-3~-6db

具体的な作業は入門編参考

※必要であれば応用編#1にもあるので参考

6.ディエッサーによる歯擦音調整(RX8 de-ess)

参考ページ

sibiranceはwavesゴールドに入ってる

RX deessはoutput ess onlyにチェックをつけた状態でspectral tiltをpinkとwhiteの間で良さげなところに調整する

7.EQによる周波数調整(音を良くするEQ。基本上げているが一部下げる帯域もある感じ。(waves REQ4,proq3)

参考ページ


ダイナミクスEQでしっかり余分なものを処理していると必要な成分だけあげることができる

プロ参考

ダイナミックEQでどれだけ前処理をちゃんとしてるかでEQをあげられるかが決まる

※前処理しないとEQあげて音割れやキンキンになる

ミックス師参考

 

他にも上記と重複するがこちら参照

8.(コンプレッサーによる音量調整2)

必要であれば・・・

通常はしなくてよい

よくコンプ二段がけとかいう言葉があるくらいなのでやってもよいがやらないで越したことはない(複雑になるので)

9.音量補正(ボーカルライダーによるオートメーション記入)


軽い修正に留める(後のリミッター負担を減らす程度)


ボカロの場合はfastよりslowのほうが合うことが多い

サイドチェインはあんまり使わないらしい

10.(サチュレーターによる倍音付加)

特に解説はなさそう?

ミックス師参考では使ってるがプロ参考では使ってない

11.リミッターによる音圧調整(fabfilter proL2,waves RVoxのようなリミッター)

アウトプットはどれも-3.0、ゲインリダクションは-9.0

Rvoxはボーカル専用に作られている

12.ノイズ除去(RX8 breath control,RX8 Mouse de click)

ほぼ初期設定から設定してないみたい

オケトラックミックス

(マスタリング済み音源に対するダイナミクスの復元)


ボーカルミックス2

(モノラルディレイ)(H-delay)or ステレオディレイ(H-delay stereo)


ベースの値設定はwet:100%,delay:1/16T,pingpong設定:on,feedback:30,hipass:60Hz,lopass:9000Hz,フェーダー:-26db
DAWでBPMの設定をしておく(途中で変わるならテンポトラック作成)

リバーブ(Rverb stereo)


ベースの値設定はtime:2.46 or 1.23,predelay:77 or 38,size:87.5(いろいろ変えてみること),diffusion:0,decay:linenar,reverbtype:plate1 or plate2,EQ部分:明るくするならlow削ってhige上げ、暗くするなら逆(FXトラックにProQ3を追加して調整しても良い),フェーダー:-20db

リバーブにEQ(Rverb stereoのEQ機能かProQ3。3の詳細でも書いてあるのですでに3でやってるならスキップ)

ダブラー(waves doubler2)


プリセットpensado vocalを利用

ボーカルミックス3(特殊エフェクト)

特に記載なかった(気がする)ので割愛

ミックス師のほうはこちら

プロの方はこちら

を参考

ダブラーを使ってステレオ化して左右に広げる(オリジナル)

ダブラーについてはこちら

左右に広げるのはwavesのs1 imager

paz analyticsで左右にちゃんと広がってるか確認する

他にもこちらのページなど参考してもいいかも

マスタリング

EQによる周波数調整(gullfoss)

gullfoss使えばとりあえずよい。ProQ使う場合のやりかたはMix師本編のほうで解説してる

マルチバンドコンプレッサーによる周波数・音量調整

ボーカルと同じものを利用。ただし、スレッショルドは変える

スレッショルドはわずかに触れるくらいで調整

リミッターによる音圧調整(ozone vintage limiter)

ozoneのやつを使ってもいいし、L2を使ってもよい(リミッターなのでどれ使ってもあんま変わらん)

L2は下記のような設定

アナライザー確認
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